借金で人生詰んだ友人が任意整理と過払金返還で復活した話

以下は、友人から返済後に聞いた、彼の借金返済までの話です。

返済後何年か経過した後の話であるため、正確ではない箇所もあるかと思いますがその点はご了承ください。

では、はじめます。

「もう無理かも…」
借金400万円を抱えたあたりで、人生に絶望していた友人。
たった一度の数千円の借り入れを消費者金融から借りたのが原因で、その後約10年間も借り入れと返済を続けていました。

しかし、任意整理と“過払金返還”の存在を知り、彼の人生は大きく変わりました。

この記事では、借金で人生が詰んだ友人が復活したリアルな話をお届けします。
現在も金融機関からの借り入れがあったりして返済に困っている方、「自分も詰んでいるかも…」と感じている方達へ、希望の道筋が届けば幸いです。

借金で人生が詰んだ友人の話

始まりはたった一度の借り入れ

「数千円ぐらいすぐに返せるから大丈夫」、そんな軽い気持ちで消費者金融を利用したことから始まり、
いとも簡単に借り入れができたことに味を占め、追加借入をしていったそうです。

当然のことながら追加借り入れと利息で借金が加速度的に増加しました。

完全に自分の銀行口座のような感じで利用していたそうです。

何に使ったかはほとんど正確には記憶してないと。

でも、当時の付き合っていた彼女にカッコよく見られたいとか、つまらない見栄や娯楽のために使った。

私も同じ男として、彼の気持ちは凄くわかる気がします。

頑張ってたんだろうなって…、誰にも相談すらできずに悩んでいたんだろうなあと思います。

自分も他人からよく見られたいですし、女性にはカッコいいとこ見せたいって思うところがもちろんありますから。

そんな彼の気持ちにが分かる気がします。

気づけば借金は400万円に

毎月の返済は一度も遅れたことはなかったそうです。(返済するのは当たり前だけど、10年間も凄い)

もし返済が遅れたら、督促状、遅延損害金発生、生活破綻、これらが原因で家族に迷惑をかけたくはなかったからキッチリ遅れずに返済を続けたと。

それでもやはり、毎月、「もう来月は返済は厳しいかな、人生詰んだかな」と思いながらも、

誰にも見られないように、隠れるように消費者金融のATMへ返済のために走ったそうです。

給料のほとんどは返済に充てなくてはならないし(当時、消費者金融7社へ毎月返済)、そのころにはもう利息しか返済できておらず、元金が減らない一生完済不可能な、まさに無理ゲー状態。

(ご存じの方もいると思いますが、利息というのは元金に対して発生するものです。ですので、毎月少しでも多く返済して、元金を減らしていかなければ、利息がず~っと発生し続けます)

次第に使えるお金も少なくなっていき、彼女とのデートもできず、お金がないから今までのようなデートもできなくなってしまい、結局別れることに。

この時が一番辛かったと言ってました。

精神的にも不安定だったと。

誰にも言えず、大変だっただろうなあ…。

でもこの彼女との別れが、彼に現実を見させるきっかけになったそうです。

そこではじめて、借金の額と自分の収入とを比較して、このままでは一生完済できないと気付いたのです。

任意整理という選択肢との出会い

借金返済の無料相談が人生の分岐点に

とにかくネットで返済方法を調べに調べまくって出た結論が、任意整理という手段があることを知り、それをを利用することでした。

さっそく法律家の先生に電話で無料相談をしてみたそうです。

彼が依頼したのは、司法書士の先生です。

もちろん、弁護士にも任意整理をお願いすることは可能です。*司法書士と弁護士では、扱える借金の金額に上限がある(司法書士は1社あたり140万円まで)という違いがあります。

で、どうなったかを結論から言えば、正式に任意整理についての委任契約を済ませると「えっ!これで一旦返済ストップ⁉どいうこと?」だったそうです。

難しい説明は省略しますが、利息制限法というのがあり、払いすぎた利息は消費者金融から後から返してもらえるという話です。

彼もその過払い金というものが発生していました。

そこで、結局、返してもらえることとなった過払い金と借入残高(借金)とを相殺すると、驚くほど借金が減ってしまったそうです。

厳密には専門家が受任通知を送付することで返済がストップし、その後、過去の取引履歴を取り寄せて過払金の有無や額を計算します。過払金が確認されれば、借金と相殺し、残りの借金をどう返済していくか交渉するという流れになります。

そのあとは、毎月生活に無理のない範囲の返済額と完済までの返済計画が、司法書士の先生と相談のうえで決められました。

ですが、任意整理を利用することにいいことばかりではありません。

当然、デメリットもあります。

簡単に言うと、一般的に、信用情報機関に事故情報が登録される期間は、完済から5年程度(個別の情報機関や状況によって異なる場合がある)、お金を借りたりカードを作ったりできなくなるということです。

でも、一生完済できない無理ゲーをこのまま続けるよりは、マシかもしれません。

借金をしている自分をずっと誰にも言えずに隠し続け、悩み続けるよりはマシです。

そのとき彼は思ったそうです。

無知は罪だと。

任意整理を知らないことで、何年という貴重な時間を無駄にし、大切な彼女までを失ってしまったと。

どうしてもっと早くに、もっと早くに立ち止まって冷静になって借金と向き合わなかったんだって。

彼はこうも言っていました。

当時は仕事も忙しくてそのストレスもすごかったと。

きっと仕事で認められない寂しさもあったんだろうなと。

今この記事を読んでくださっているあなたはどうですか?

彼に共感できるところがありますか?

同じ状況にあったりしていませんか?

もし、返せないほどの借金があるのなら一度立ち止まって考えてみてほしいです。

彼のように取り戻せないものを失わないために。

その後、彼は毎月の借金返済に頭を悩まされることなく、晴れて無事に借金全額を完済したそうです。

長かった、やっと終わった。

完済した夜、懐かしい彼女の写真を見た途端に、涙があふれたそうです。

でも、彼女には感謝しているといいます。

彼女が俺を救ってくれたんだよと、笑顔で話してくれました。

借金で悩むあなたに伝えたいこと

生きていればいろんな理由で、お金を借りなければいけないこともあるし、軽い気持ちで借りてしまうこともあると思います。

計画的に借り、返済できれば問題ありませんよね、

でも、彼のように返済のために何かを失ってしまいそうなら今すぐ法律家の先生に相談してほしいです。

無料相談で話を聞いてくれるところがほとんどだと思います。

決して自分の借金を放置しないでほしいです。

任意整理や過払い金返還は「人生を終わらせる方法」ではなく「人生を立て直す手段」です。

この制度を利用するとお金の借り入れやカード作成時に一定の制限がかかりますが、その制限と自分の人生との価値を比較してみてください。

時間だけはどうやっても取り戻せません。

あなたは、この記事を読んでいる今が一番若いです。

今しかできないことがあるはずです。

来年には年齢制限が理由で挑戦できない、応募できないことがあるかもしれません。

彼のように借金が原因で人生を無駄にする時間を作ってほしくないです。

彼は強い人間でしたが、借金の苦労は特別でほんとに辛かったといいますから。

まとめ 人生はやり直せる

借金で詰んだ友人が、任意整理と過払金の返還によって人生を立て直せたように、

どんなに深い闇の中にいても、手を差し伸べてくれる道は存在します

「誰にも相談できない」「自分が悪い」と自分を責めてしまう気持ち、よくわかります。

でも、本当にしんどかったのは、“お金の問題”じゃなくて、“一人で抱え込んでいたこと”かもしれません。

友人も、最初は相談するのが怖くて仕方なかったと言っていました。

それでも一歩踏み出したことで、10年かけてようやく笑える日が来たんです。

本当に辛いときほど、「行動すること」には大きな意味があります。

あなたの今日が、“人生を変えるきっかけの日”になりますように

「相談するなんて、まだ早いかも…」そう思うかもしれませんね。

でも、今のあなたに必要なのは、決断じゃなく“情報”かもしれません。

無料で、あなたの状況を整理してくれる専門家がいます。

誰にも知られず、名前を出さずに相談することもできます。

これ以上、ひとりで抱え込まないでほしいです。

まずは「あなたの話を聞いてもらう」ことから始めてみませんか?

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